この記事はラグビー入門者向けです。☆
この記事では、ラグビーをあまり知らないという方、
新たにラグビーを観てみたいという方に向けて、
「シックスネーションズ」って、実際にはどのような大会なの?
などの疑問に答えながら、
現在ラグビーの本場・ヨーロッパで開催されている、
「シックスネーションズ」という国際大会の歴史や参加国、見どころをお伝えします。
それでは、さっそく見ていきましょう!
シックスネーションズとは?どんな大会?
はじめに、「シックスネーションズ」とはどのような大会なのかについて説明します。
数あるラグビーの国際大会の中で100年以上という最も古い歴史を持ち、
ラグビー発祥の地である、ヨーロッパの6カ国、
イングランド、フランス、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリア
による総当たり戦によってチャンピオンを決める大会です。
へぇ~。6か国で争うから「シックス」ネーションズというんだね。
シックスネーションズでは、国と国との覇権争いを懸けた、伝統ある試合が行われます。
ラグビーの本場ヨーロッパではワ-ルドカップと同等の位置づけとされており、
チャンピオンを巡って激しい試合が繰り広げられます。
全勝優勝した国は、「グランドスラム」という称号を得ることが出来ます。
また、世界中で新年最初のテストマッチ(国際試合)ということもあり、
その年のラグビー勢力図を占う意味合いも持つ大会です。
シックスネーションズの歴史を学ぼう
次に、シックスネーションズが形成されるまでの
歴史を学んでみましょう。
1871年にラグビー発祥国であるイギリスで、
スコットランドとイングランドの間で、史上初のテストマッチが行われました。
それに次いで、同じくイギリスを形成する国々である、
アイルランドやウェールズにもそれぞれ代表チームが結成され、
それぞれイングランドとの間で最初のテストマッチを行いました。
その後、これら4カ国の間では、毎年総当たりでテストマッチが行われるようになり、
現在のシックスネーションズの原型となる大会が生まれました。
1882年から1883年にイングランドが3戦全勝優勝したのが
第1回大会という記録が残っています。
その後、1910からフランスが大会に加わり、
大会は「ファイブネーションズ(5カ国対抗)」と呼ばれるようになりました。
その後、再びフランスの除外や、
第二次世界大戦による中断期間などの紆余曲折を挟み、
1947年から再びファイブネーションズとして開催されました。
さらに2000年からは、イタリアも参加を認められ、
「シックスネーションズ」となり、現在へと続いています。
シックスネーションズ参加国を見てみよう
次に、シックスネーションズに参加している6か国について、
詳しく見てみましょう。
イングランド
ユニフォームの色 | ホワイト |
エンブレム | 深紅のバラ |
ホームスタジアム | トゥイッケナム・スタジアム(ロンドン) |
ワールドカップ最高成績 | 優勝(2003年) |
愛称 | サクソンズ Saxons |
ホームページ | https://www.englandrugby.com/england/senior-men |
真っ白なユニフォームがカッコいいですね。
優勝候補の一角です。
スコットランド
ユニフォームの色 | ネイビー |
エンブレム | アザミ |
ホームスタジアム | マレー・フィールド(エディンバラ) |
ワールドカップ最高成績 | 4位(1991年) |
愛称 | 特になし |
ホームページ | https://www.scottishrugby.org/ |
Time to regroup and go again.
Scotland welcome France to BT Murrayfield for our third @SixNationsRugby fixture on February 26th. pic.twitter.com/y8piRkom5P
— Scottish Rugby (@Scotlandteam) February 13, 2022
2019年のワールドカップで、日本が勝利を収めた相手ということで
覚えている方も多いのではないでしょうか。
アイルランド
ユニフォームの色 | グリーン |
エンブレム | シャムロック(クローバーの1種) |
ホームスタジアム | アビバ・スタジアム(ダブリン) |
ワールドカップ最高成績 | ベスト8(過去7回) |
愛称 | 特になし |
ホームページ | http://www.irishrugby.ie/ |
Let’s go Ireland! ✊#TeamOfUs | #FRAvIRE pic.twitter.com/Pl55rSusz1
— Irish Rugby (@IrishRugby) February 12, 2022
ラグビーのアイルランド代表チームは、
「アイルランド共和国」と「イギリス領北アイルランド」の
国をまたいだ特殊なチームなんだ。
ウェールズ
ユニフォームの色 | レッド |
エンブレム | プリンス・オブ・ウェールズの羽根 |
ホームスタジアム | ミレニアム・スタジアム(カーディフ) |
ワールドカップ最高成績 | 3位(1987年) |
愛称 | レッド・ドラゴンズ Red Dragons |
ホームページ | http://www.wru.co.uk/ |
ウェールズはロンドンの西に位置する、首都圏ぐらいの国土の地域だよ。
フランス
ユニフォームの色 | ブルー |
エンブレム | ルコック・ガリア(雄鶏) |
ホームスタジアム | スタッド・ドゥ・フランス(パリ) |
ワールドカップ最高成績 | 準優勝(過去3回) |
愛称 | レ・ブル Les Bleus |
ホームページ | http://www.ffr.fr/ |
フランスでは、2023年に次回のラグビーワールドカップが開催されるんだ。
自国優勝に向けて強化に力を入れているよ。
イタリア
ユニフォームの色 | ブルー |
エンブレム | 国旗 |
ホームスタジアム | スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ(ローマ) |
ワールドカップ最高成績 | 予選プール3位(過去8回) |
愛称 | アッズーリ Azzurri |
ホームページ | http://www.federugby.it/ |
正直、あまり強いとは言えないけれど、
2016年に南アフリカ代表を破るなど力はあるチームだよ。
まとめ
この記事では、ラグビー シックスネーションズの歴史や参加国を紹介しました。
シックスネーションズはラグビーの本場ヨーロッパで
熱いテストマッチが何試合も開催されるという世界中が注目する大会です。
皆さんもお気に入りのチームや選手を見つけて、応援してみてはいかがでしょうか。
みなさま、ぜひ、またラグビー村の1丁目を訪れてください。
See You Again