この記事はラグビー中級者向けです。☆☆
この記事では、リーグワン2022第7節を前に、
をそれぞれピックアップしました。
先週、第6節から、リーグワン2022は交流戦に突入しました。6試合のうち、4試合が残念ながら中止となってしまいましたが、今週は、多くの試合が開催されることを期待しています。
リーグワンを楽しんでいるラグビーファンのみなさま、ぜひ目を通してください。
リーグワンについてはコチラ↓
リーグワン2022Div1 第7節 対戦カード
2月26日 |
土 |
12:00 | グリーンロケッツ東葛VS静岡ブルーレヴズ | 千葉 | 柏の葉 |
中止 | 兵庫 | ユニバ | |||
13:30 | 埼玉ワイルドナイツVS東京サンゴリアス | 埼玉 | 熊谷 | ||
14:30 | スピアーズ船橋・東京ベイVSトヨタヴェルブリッツ | 東京 | 江戸川 | ||
14:30 | シャイニングアークス東京ベイ浦安VSブレイブルーパス東京 | 東京 | 夢の島 | ||
2月27日 | 日 | 13:00 | ブラックラムズ東京VS横浜イーグルス | 東京 | 駒沢 |
リーグワン2022第7節 各試合の見どころを徹底分析
グリーンロケッツ東葛 VS 静岡ブルーレヴズ
現在、総合順位で9位のグリーンロケッツ東葛と、10位の静岡ブルーレヴズの1戦です。
グリーンロケッツ東葛はコロナによる不戦勝で2勝を挙げていますが、未だ自力での勝利を挙げていません。ランキングで一つ下となる相手との対戦ですので、是非ともリーグワン初勝利を挙げたいところです。コロナの影響もあり、メンバーが大きく入れ替わっています。初登場となるメンバーの活躍にも注目です。
静岡ブルーレヴズは開幕から2週間、コロナによる活動停止で練習および試合が出来ていませんでしたが、第4節から復帰し白星を挙げています。前節の横浜イーグルス戦の内容から、まだチームが上手く嚙み合っていないなと感じましたが、モールなど武器を活かした良いプレーも見られました。今週は強みを活かしたプレーで勝利を挙げられるでしょうか。
埼玉ワイルドナイツ VS 東京サンゴリアス
現在、総合順位で4位の埼玉ワイルドナイツと、1位の東京サンゴリアスとの1戦です。
埼玉ワイルドナイツは開幕からコロナの影響で出遅れるも、その後は4連勝し、昨年のトップリーグ王者の実力を揮わせています。今週は、昨年のトップリーグ決勝カードとなる一戦です。また、今年のリーグワンの決勝戦のカードとなる可能性も大いにあります。そのような大一番でどのような試合になるのか楽しみです。
東京サンゴリアスは現在総合1位と、昨シーズンのトップリーグから引き続き、好調をキープしています。今週は、開幕戦時のベストメンバーに戻したスターティングラインナップとなっています。リーグワン交流戦で最も注目の1試合ではないでしょうか。
スピアーズ船橋・東京ベイ VS トヨタヴェルブリッツ
現在、総合順位で2位のスピアーズ船橋・東京ベイと、3位のトヨタヴェルブリッツとの1戦です。
スピアーズ船橋・東京ベイは現在総合2位と、昨シーズンのトップリーグから引き続き、好調をキープしています。今週は、総合順位で一つ下に付けるヴェルブリッツとの対戦です。チームの調子は、スピアーズの方が良い気がしますが、なかなか勝てていない相性の悪い相手です。ホームで勝利を飾れるでしょうか。
トヨタヴェルブリッツは今節、バックスのメンバーを入れ替えた布陣で挑みます。大型のフォワードを擁し、南アフリカのようなラグビーをするスピアーズに対して、南アフリカ人のスタンドオフ、クロニエ選手を起用するのが気になります。どのような戦術で戦うのでしょうか。
シャイニングアークス東京ベイ浦安 VS ブレイブルーパス東京
現在、総合順位で12位のシャイニングアークス東京ベイ浦安と、6位のブレイブルーパス東京の1戦です。
シャイニングアークス東京ベイ浦安はコロナによる影響でなかなか試合が行えず、最下位に沈んでいます。今節はホームでの試合ですので、何とか建て直して後半戦の逆襲に期待できるような試合をしなければいけません。
ブレイブルーパス東京は開催された5試合は2勝3敗ですが、上位チームとの対戦が続く中で、状態は悪くはないのではないでしょうか。前節のワイルドナイツ戦も後半20分まで同点と接戦を演じました。今週は、確実に勝っておきたい相手です。
ブラックラムズ東京 VS 横浜イーグルス
現在、総合順位で7位のブラックラムズ東京と、5位の横浜イーグルスの1戦です。親会社同士がライバル会社ということで、対戦の際には盛り上がる一戦です。
ブラックラムズ東京は、コロナによる試合中止が3試合ありますが、開催された3試合では、サンゴリアスやヴェルブリッツという上位チームにも良いパフォーマンスが出ています。今週は、ライバル相手に確実に勝利を収めたいところです。
横浜イーグルスは今シーズン4勝2敗と勝ち越し、5位に付けています。しかし、試合ごとのパフォーマンスの波の大きさや反則数の多さなど課題はあります。課題を克服したうえで、後半戦の更なる上昇に繋げられるでしょうか。
リーグワン2022第7節 注目5選手をピックアップ
続いて、各試合、注目の選手をそれぞれピックアップしてみました。
小幡将己選手
グリーンロケッツ東葛#22 小幡将己選手
1人目はグリーンロケッツの22番 小幡将己選手です。名門・明治大学の出身の小幡選手ですが、大学時代は、斎藤大朗選手、森勇登選手、江藤良選手ら層の厚いCTB陣のなかでレギュラーではありませんでした。リーグワンの舞台で開花するのか注目です。明治大学の同期・ブレイブルーパスの森勇登選手も今節初のメンバー入りしています。同時デビューに期待ですね。
ジョージ・クルーズ選手
Read more about my decision here (5/5): https://t.co/xRs8h07fk2
— George Kruis (@GeorgeKruis) February 22, 2022
埼玉ワイルドナイツ#5 George Kruis選手
2人目は、ワイルドナイツのロック、ジョージ・クルーズ選手です。イングランド代表として45キャップというキャリアを持つクルーズ選手ですが、今週、今シーズンをもっての現役引退を発表しました。まだ32歳という若さですが、引退後はビジネスのキャリアに転身するようです。世界的なプレーヤーのラストシーズンのプレーに注目です。
根塚洸雅選手
スピアーズ船橋・東京ベイ#11 根塚洸雅選手
3人目は、スピアーズ船橋・東京ベイのウィング、根塚洸雅選手です。法政大学から昨シーズンの4月にチームに加わったルーキーです。今試合がリーグワンのデビュー戦となります。WTBの層が厚いスピアーズでスタメンに定着できるような活躍に注目です。
トンプソン・ルーク選手
トンプソン ルークがNTTコムで現役復帰!「日本とラグビーが恋しかった」https://t.co/8EfOERoer5#トンプソンルーク #トモさん #現役復帰 #NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 pic.twitter.com/5bwPDp2EqF
— ラグビーリパブリック|RUGBY REPUBLIC (@RUGBY_REPUBLIC) November 13, 2021
シャイニングアークス東京ベイ浦安#19 トンプソン・ルーク選手
4人目は、シャイニングアークス東京ベイ浦安のロック、トンプソン・ルーク選手です。2007年から2019年までの4度のワールドカップに出場している日本ラグビー界のレジェンドです。一度、現役引退したあと、今シーズンからなんと現役復帰しています。試合に出場すれば、2年ぶりの公式戦となります。注目です。
千葉太一選手
ブラックラムズ東京#18 千葉太一選手
5人目は、ブラックラムズ東京のプロップ、千葉太一選手です。今シーズンは、左プロップとしてメンバー入りすることが多かった千葉選手。今節は18番ということで、右プロップでの出場が見込まれます。ブレイブルーパスの強力なフォワード相手にスクラムが鍵となります。
みなさま、ぜひ、またラグビー村の1丁目にいらしてください。
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