この記事はラグビー中級者向けです。☆☆
この記事では、リポビタンDチャレンジカップ2022 フランス代表戦を前に、
をそれぞれお話します。
ラグビー観戦歴14年、テストマッチ現地観戦23キャップを持つ私が書く、
昨日2022年2月28日に試合の開催が発表され、おそらく国内最速のプレビュー記事です(笑)。
日本代表対フランス代表戦に向けて、今から盛り上がっていきましょう!
日本代表を応援しているラグビーファンのみなさま、ぜひ目を通してください。
試合情報
リポビタンDチャレンジカップ2022 フランス代表戦は2試合開催されます。
夏の国内テストマッチは久々ですね。楽しみです。
ずばり!勝利予想は !?
最初は、日本代表vsフランス代表戦の勝利予想です。
私は、フランス代表との2連戦ずばり、
日本代表分析
世界ランク | 10位 |
ヘッドコーチ | ジェイミー・ジョセフ |
愛称 | ブレイブ・ブロッサムズ |
ジャージカラー | 赤×白 |
2019年の日本で開催されたラグビーワールドカップで史上初のベスト8入りを果たした日本代表。
2020年は新型コロナのパンデミックで代表活動を行えませんでした。
2021年は、強化が思うように進まない中、B&Iライオンズ、ワラビーズ、スコットランド代表、アイルランド代表という強豪相手に善戦しました。
シックスネーションズやザ・ラグビーチャンピオンシップというような国際大会に属さない日本は、定期的なテストマッチという面で後れを取っています。
さらには、新型コロナのパンデミックという状況で、テストマッチメイクが限られるという状況。
その中で、この結果は2021年の日本代表は地力が確かなものであるということを示しました。
2022年シーズンは、リーグワンが5月末まで開催されます。
その後1か月間の準備期間があるので、充分に準備をして試合に挑むことが出来るのではないでしょうか。
ティア1国に勝ち切る力は充分にあります。
フランス代表分析
世界ランク | 3位 |
ヘッドコーチ | ファビアン・ガルティエ |
愛称 | レ・ヴルー |
ジャージカラー | ブルー |
現在、世界ランクで3位のフランス代表。つまり、北半球最強チームです。
ワールドカップイヤーという2019年のシックスネーションズの段階でヘッドコーチにファビアン・ガルティエ氏が就任したフランス代表。
2019年のワールドカップこそベスト8止まりという結果に終わったものの、
その後は、チームの大きな若返りを図り、2020年のシックスネーションズで4勝を挙げました。
「鬼」と称されるガルティエ氏の指揮とチームが上手く噛み合っている印象です。
2023年には、自国フランスでのワールドカップを控えているフランス代表。
自国での初のワールドカップ優勝に向け強化を着実に進めています。
今回の日本遠征は、フランス国内リーグ直後ということなどを加味し、
主力を除いたレベルでのチーム編成で来日するのではないかと予想しています。
これは、次年度に開催されるワールドカップに向けて選手層を厚くすること、戦力の見極めが狙いです。
日本代表が勝利するための鍵は?
今回の2連戦で、日本代表が勝つための鍵となるポイントは、次の2点になると考えます。
過去対戦成績
日本代表はこれまで10度、過去にフランス代表と対戦しています。
【日本代表対フランス代表】
1973年10月27日 | ●18-30 | ボルドー |
1978年9月23日 | ●16-55 | 東京 |
1980年10月19日 | ●3-23 | トゥールーズ |
1984年9月30日 | ●0-52 | 大阪 |
1984年10月7日 | ●12-40 | 東京 |
1985年10月19日 | ●0-50 | ダックス |
1985年10月26日 | ●0-52 | ボジョアール |
2003年10月18日 | ●29-51 | タウンズビル(RWC2003) |
2011年9月10日 | ●21-47 | ノースハーバー(RWC2011) |
2017年11月26日 | △23-23 | ナンテール |
試合数自体が、他のティア1の国に比べてそもそも少ない気がします。
通算9敗1分けです。まだ、勝ったことはありません。初勝利が期待されます。
フランス代表が日本に遠征に来るのは(ワールドカップ2019を除いて)1984年以来ですから実に38年ぶりとなります。
日本国内でフランス代表が観られる珍しい機会ですね。
2011年のワールドカップでの試合は、秩父宮にパブリックビューイングを観に行きました。
後半途中まで善戦するも、最後は点差を離されるという展開でした。
前回対戦については、次の章で詳しく振り返ります。
前回対戦レビュー:2017年11月26日
日本代表が直近でフランス代表と対戦したのは、2017年11月26日です。フランスはパリ近郊パリ・ラ・デファンス・アリーナで対戦しました。
この記事を執筆するにあたり、試合映像を見直しました。
以下が、その試合のハイライト映像および公式記録です。
ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2017(フランス遠征) 第2戦 (rugby-japan.jp)
試合は23-23の引き分けに終わっています。
試合を見なおした感想
フランスからの初勝利のチャンスだったので、引き分けに終わって残念です。
ただ、ティア1相手に真っ向勝負を挑んだ良い試合でした。
試合を支配していたのは、日本代表だっただけに改めてもったいなかったかな。
筆者的P・O・M
14番・レメキ・ロマノ・ラヴァ選手。
ランが光りました。
勝負の分かれ目
ベタですが、後半33分の日本代表のゴールキックです。
そこまで難しい角度ではなかっただけに痛すぎた、、
みなさま、ぜひ、またラグビー村の1丁目にいらしてください。
See You Again